2013年04月19日

野良犬の事情

今日は我が家のわんにゃんのお話ではありません。
少し、残酷な話がありますので、こんなのが苦手な方はスルーしてくださいね。

独り言・・愚痴だと思って・・くださいね。

いつも食事をとりにくる野良さんがいます。
(ここでは、餌を与えるべきではない!とかのご意見はかんべんしてくださいね)
柴犬もどきのイチロー。
毛がフサフサのジロー。ジローと良く似たサブロー(この話の中では出てきません)。そして、年パイのボス。
後から現れたシロー。
これらが今回の出演犬です。

いつも、揃ってくるのがイチローとジロー。
本当に仲良しです。イチローはジローの兄貴って感じでリードしています。


年が明けた寒い朝。
「あの仲良し犬・・今日はきてないだろ?」
お客さんからいきなり尋ねられる。
「うん、どうしたのかな〜って思ってるんだけど・・・なんで・・なにか」
不安が。
「たぶん、もうこんで〜(こない)」
不安がマックス!!

そのおじさんの話では
今朝、遠くの方で犬の苦しそうな悲鳴が山中に響きわたっていたらしい。
おじさんは
ひょうとして、罠にかかっているのじゃないかと、連れに声をかけ二人で鳴き声のする山の中に
罠を切る道具をもって入って行ったらしい。
案の定、そこには罠にかかった犬が悲鳴を上げていた。
その横に、心配そうな犬が一匹も一緒にいた。らしい・・
おじさんは暴れて泣きさけぶ犬のワイヤーを取り合えず切った。
しかし、罠を外すことは出来なかった。

「なんと酷いことをする奴がおるもんじゃ!考えられん!」
おじさんはすごい剣幕。
聞いていた私はワナワナと震える。
たぶん、猪を捕まえるための罠だとは思うが、許せない!!
人が入れる山にそんな罠なんて。
もしこれが人間だったら事件になっている。
そして、おじさんが無視していたら、この犬は苦しみながら死んでしまうのだ。

恐る恐る、犬の姿と毛並みを聞く。
どうやらジローがその罠にかかったらしい。よこにいたのはイチローか・・・・

鬱々とした日々を過ごす。
お願い・・・・姿をみせて。

三日後、イチローが姿を現す!
「イチロー・・ジローは??どうしてる?」
もちろん返事はない。
食事を与え、あずらさんにお願いをして後をつけてもらう。
車でイチローが帰るあとからのろのろと。
イチローは撒こうと行きつ、戻りつしながら一キロほど離れた神社のある田んぼの藁を積んである影に消えた。とのこと・・
「たぶん、あの藁の裏になにか動くものが見えたから居ると思う」
その言葉を聴いて元気づく。

スパーにいって菓子パンをどっさり買い込む。
咥えて運べるだろうし・・・
とにかく、食べる!ってことが一番。
でないと死んでしう。その恐怖でいっぱい。

あずらさんとその現場に

うん、確かに誰かが居るようだ。

黒い背中の犬か見えた
ボスだな?

私はパンを持って近づこうとするとボスらしき犬が睨んでいる。
「ドアを開けておいて、もしもの時は逃げてくるから」
両手いっぱいにパンをもって
堂々と歩いていく・・・
イチローの顔が見えた!
「イチロー、イチロー」
と声をかけながら近づくとボスが凄い声で吠える。威嚇している・・が・・イチローは私だとわかった
みたいで起き上がった。
どんどんと近づくとジローが寝ているのが見えた。
ボスはそんな私が怖かったのか吠えながら逃げた。
ジロー近くまで行くがこれ以上近づくとジローが怖がるだろうと思いパンをジローの寝ているところに
投げて帰る。
みんなでジローを守っているのだろう。
犬畜生って言うけど、どれだけ助け合っているか。
弱ったものを見捨てはしないのだ。

そんな姿をみて、また腹が立つ。
許せん!!
絶対にそんな奴は地獄に落ちろ!呪いをかけてやる!



これで少しは元気になってくれるだろうか・・脚はどうだろうか・・

その後、その場所にイチローもボスもジローも居なくなってしまった。


それから何日かたったある日
イチローとジローが揃ってやってきた。

おお〜〜〜
ジロー!

しかし
よくみると前脚は腫れあがり。脚をあげたまま、三本脚でひょこひょことあるいている。
イチローはそんなジローを労わるように沿っていた。

CA3I0183.jpg

CA3I0182.jpg

遠くから携帯で撮った写真。


ジローの姿をみて安心したのはほんの一瞬で、今度はこの脚の無残さにまた鬱鬱・・・
なんとか、脚にはまっている罠を取る事は出来ないか。
病院に相談するが、良い方法がない。
薬で眠らせて、しかし、寝床が分からないのだからどこで寝てしまうか分からないし、
−気温のなかで眠ってしまい保護ができなかったら最悪。
罠を仕掛けて閉じ込める・・・これも警戒心が強くなっているために無理。
日々、悶々として過ごす。

姿をみると安心し、そして、またその姿をみて辛くなる。


あっ、脚を着いてる。
そうなんです。
ちょこちょこと脚を着いてあるいたりしてる。

しかし、
罠がぶら下がったまま・・・


そして・・・なんと・・


ついこの間
その罠が取れていた!!

執念で外したのでしょうね〜♪


ず〜〜っと呪いの心を持っていたのですが、救われました。

ジローは復活したのです。

この頃イチローはシローとやってきます。
シローは耳折れのフサフサ白犬です。
良く見ると、女の子みたい。ああ。。。。。女の子かぁ。


「イチロー、ジローはどうしたの?この頃姿を見せないけど?」

元気になったジローの姿を見ていない・・うん・・どうした?

そう、
今日、ジローがひとりでやってきました。
すごく疲れた顔をしてる・

餌をあげると、その場で食べずに口に入れれるだけほうばって帰るのです。

えっ・・・・
この動き・・・見た事ある。
まさか。
まさか。
ジロー・・・・女の子?
お母さんになったの?

ふさふさ毛のジローは本当のところ男の子か女の子かはわかってはいなかったのですが・・
この餌を咥えて帰る仕草は母犬の仕草なのです。

ああぁぁ

また、悩みが・・・・



野良犬。
その中で雌犬は本当に可愛そうです。
出産をし、育て、そしてまた。
餌を探し。

しかし
彼らはたくましく生きています。

うまくできたら、避妊してあげたい。

なにも出来ないいっぱいいっぱいの毎日です。

少しだけでも
田舎にはこんな野良犬が居る。そして頑張っている。知って欲しいなぁと思いかきました。

野良犬
ひっそりと隠れながら、人間には邪魔をせず慎ましやかに生きています。

世の中には野犬が悪さをすることもあるでしょうが、その話は今は置いておいてください。

いっぱいいっぱいの頭で良い方法を考えていきたいなぁと思っています。
でも、我が家ではもうこれ以上の家族を増やすことは出来ません。

明日、かれらが元気で過ごせますように・・・・


長々の話にお付き合いくださりありがとうございます。





posted by ムクムク at 00:16| Comment(7) | TrackBack(0) | ねこ☆いぬ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あぁ〜〜!
私、この子達のことを思うと胸が張り裂けそうです。
ムクムクさんと同じ心境です。
野良犬、野良猫・・・
どの子達も好きで野良で生まれてきたのではないのに大変な毎日を送っているんですよね〜
冬は寒いし、梅雨は雨に濡れて、夏は暑さと蚊に悩まされ、餌も毎日食べられるとは思えないし・・・
病気やけがも付き物。
飼い犬、飼い猫とは雲泥の差・・・
うちの子達と比べると可哀相でなりません。
私のところにも野良猫さんが5匹エサをもらいに
来ます。
その中には、チャーの兄弟(名前はシュー)も来ます。
兄弟なのに環境の違いなのか、チャーよりひとまわり小さいです。
みんなみんな元気でいてほしいですね〜
Posted by レモンかあさん at 2013年04月19日 09:28
後先も、考えずに、なんと、惨いことを…。

ましてや、人も、入れるよぉ〜な、山なのでしょ〜?
もしかして、猪に、農作物などを、荒らされて、
腹立ち紛れに、ヤッたのかも、しれないのだけど…。
少し、考えれば、人間も、含めて、猪以外の動物が、
罠に、掛かることもあるって、想像が、付くでしょ〜けど…。

その、猪にしても、山には、食べるものが、なくなってしまい、
農作物を、荒らさないと、生きることが、できないのだから、
元を、正せば、人間のせいですよねぇ〜。

そして、犬は、人の命令に、従順な能力もあり、
時には、人間に、利用されたりも、していますよねぇ〜。
お百姓さん達は、農作物を、猪から、守る為に、
野良犬を、使って、山に、追い返す、訓練をしているのです。
犬は、賢いだけに、猪を、山に、追い込むことに、夢中になり、
山に仕掛けた、お百姓さん達の、猪の罠に、掛かって、
傷を、負ったり、命まで、奪われたりしています…。
お百姓さん達にしてみれば、望んだ結果でないにしても、
お百姓さんの為に、一生懸命、働き、何の、罪もないのに、
その、お百姓さんに、傷を、負わされるのですから…。

同じ人として、心が、痛みます。

また、先日、他の方のブログですが、勤務している、会社に、
捨て猫されて… って、話されていました。

犬や、猫の、飼い方が、色々と、問題視され、
テレビなどでも、モラルについて、随分と、語られていますが、
未だに、捨て犬や、捨て猫は、後を、絶たないのが、現実ですよねぇ〜。
特に、帰って来れないよぉ〜にか、ムクムクさんの所や、
ウチのよぉ〜な、山の中に、捨てる傾向が、あるよぉ〜ですねぇ〜。

私が、以前に、勤めていた会社も、山の中でしたから、
捨て猫は、何度も、ウサギの時も、ありましたよぉ〜。
ウチは、タマタマ、猫好きの多い、会社でしたので、
その度に、貰い手は、ありましたが…。

私も、あずきが、来る前は、目も開いていない、子猫を、育て、
里親さんを、見つけて、お渡したこともあるし、
また、他にも、少々、大きな子猫の、
里親さん探しは、4・5回、ありますよぉ〜。

犬・猫に、限らず、例えば、神社などの池には、
在来種の、イシガメや、クサガメが、いますよねぇ〜。
でも、最近、神社の池って、見たことあります?
目の横に、赤いラインの入った、外来種の、
ミシシッピアカミミガメに、半分以上、占領されているのですよぉ〜。
コレは、縁日などで、売られている、通称ミドリガメです。
大きくなれば、甲長が、30cmにもなるので、
育てきれずに、捨てる人が、後を、絶たないのですよぉ〜。
在来種のカメ達が、住み難い、環境になり、
生態系にも、大きな影響を、与えているのです…。

同じ、人として、モラルの守れない人、
無責任な人達が、いるってことは、本当に、悲しいことです…。

どれも、人間が、行ったことですよねぇ〜。
人も、犬も、猫も、どんな命も、命の重さは、同じです。
1つしかない、命の大切さを、もっと、考えて欲しい…。

ゴメンなさい…。
書き過ぎてしまいましたねぇ〜。
Posted by 紫音 at 2013年04月19日 17:31
ムクムクさん、どうにかしてその子を助けてあげてください・・・。って、
遠くからこんな事を言ってるだけのワタシを、
許してね。
このワナって言うのは本当に酷い。
仕掛けた人は許せない。
呪い殺してやりたいくらい。
ワタシの実家にいたタローって言う猫も、
ワナで足を切断させられたんですよ。
でも、タローの足は、すっぱりと、切れたみたいで、母が見つけた時には片足がなくなって、
血が出て骨が見えてました。

母の仕事場にいた子ですが、ウチの子になるまでに、獣医さんもこの足のまま生きてきたから、
そのままの方がいい・・と言う事で、手術せずに16歳まで生きました。
でも、やっぱりきちんと手術した方がよかったなって、今は思います。
生きている間やはり、その足のせいで結構大変でしたから・・。
でも、タローの場合、変な言い方ですが、
綺麗に切断されたみたいなので、まだよかったのかな・・・と、思ってます。
まずは、食べて体力つけて免疫力を落とさないようにして。
ジローちゃん。頑張るんだよ。
ムクムクさんに見つけて貰って、ジローちゃんは、
ラッキーだよ!
Posted by サスケのママ at 2013年04月19日 22:03
トラバサミですか?
確か罠って、今では鳥獣保護法かなにかで違法だったと思います。トラバサミだけが違反なのかしら?

田舎の人って、命を物扱いし過ぎ。
その後進的な考えが日本人をダメにするんです。
でも、死んでなくてよかった。
ほんとにただそれだけです。
Posted by お久のyです。 at 2013年04月20日 11:49
罠に嵌ったジローちゃん、最初の方を読んで、もう読めない。。。って思ったけど頑張って読んで良かった。
復活したジローちゃんにホットしました。
でも次なる問題が。。。難しい問題ですね。。。
ジローちゃんの避妊、子犬と他の犬たちの保護。
何か良い方法はないだろうか。。。

本当に切ない。
誰か助けて〜!!!
あ−。。。無力な私でごめんなさい(涙)
その子たちがこれからも無事に生きて行けますように。
せめて、ムクムクさん、見守ってあげてください。

Posted by 3にゃんママ at 2013年04月20日 15:21
切ない話ですね。ムクムクさんも ずっと心配されてたでしょう。。。
とりあえずは 元気になってくれてよかったけど・・・また いつ同じことが 起こるかわからない。。。、

うちのほうも 野良犬結構いる・・・・。うちの近所の掛かり付けの獣医さんね 開業して6年くらいなんですけど〜はじめ餌をまいて 餌付けして 野良犬捕まえて 誰に頼まれたわけでもなく避妊 去勢をし 里親募集できそうな子は里親を探し(子犬とかも・・・・) そうじゃない子は 手術のあと 戻して 近隣をうろうろ(もともと 餌をもらってた子もいるんで)って 先生がされたお陰で 野犬は大分 減りましたね。
そんな人は そういないもんね・・・。
ムクムクさんのことは すごい ワンちゃんたち信頼してると思うの。。何とかねなんとかできたらいいのになぁ〜
Posted by 花あじさい at 2013年04月20日 21:58
先ずは良かったです。
そして、大変でしたね。

罠が取れて、元気な姿を見せてくれて、
安心しました。
人間がする事なんですが、許せないです。
色々思うことがありますが。

ジローちゃんは女の子だったのですね。
そうしてお母さんになっていたのね。
ムクムクさんまずは、うちの子ども達の
事考えてね。そうして、ムクムクさんが
できることをしてあげて欲しいと思います。
決して負担にならないようにね。

この記事、よく書いてくれましたね。
ありがとう!

Posted by トラサビ at 2013年04月21日 08:53
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