2010年08月31日

空飛ぶ青い猫 第六話 (眠るキッキ)11 12

     11



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雨がしきりに降る中、ヤーダ君につかまったチイ君とハナちゃんとクーちゃんはキッキちゃんとヤナギ君の待つ思案の森の上までやってきました。
その下でキッキちゃんとヤナギ君が手を振って待っていてくれたのでした。
「キッキちゃん、目が覚めたのね」
ヤーダ君はうれしそうに声をかけました。
ヤナギ君が自慢そうにいいました。
「うん、ボクがね、一生懸命に話をしたんだよ。昔ね、ボクがキッキちゃんと空を飛んだこととか」
そうなのです。
キッキちゃんはヤナギ君がひとりで話かけてくれて居た時、いきなり返事をしたのでした。
「ヤナギ君、大きくなったんだね〜立派になったね」
キッキちゃんはちゃんと記憶は戻っていたのです。
子猫の危機に眠っていたキッキちゃんの記憶とエネルギーが戻ってきたのです。
「そうか〜やっぱり、キッキちゃんは、あの時はすべて分かっていたんだね、でも、身体がまだ目覚めていなかったのでハートを飛ばしたのね」
「でも・・・普通の猫になっちゃうのですか」
ヤナギ君はキッキちゃんの顔を覗きこみながらたずねました。
ヤーダ君もそこが不安なのです。
あとは、キッキちゃんが思うようにすれば良いと思っています。
普通の猫として生きても、きっと幸せになれるだろうと思うからです。
「こんにちは。チイ君とクーちゃんとハナちゃんでしたよね。私はキッキです」
そういってキッキちゃんは、三人に手をさしだしました。
「本当にありがとう、子猫たちはあなたたちのお陰で助かったのよ」
「いえいえ、キッキちゃんのハートがこなかったら・・」
「いえいえ、ヤーダ君とヤナギ君が、あそこにきてくれなかったら・・」
「いえいえ・・」
「あははは・・・」
みんなは声をだして笑いだしました。



  
最終回


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「ありがとう、私は・・・やっぱり普通の猫には戻れない。まだまだ不幸な子たちがいるから・・」
「そうだね〜無理だよね・・キッキちゃんは普通の猫にはなれないよね」
ヤーダ君は複雑な顔をしながらみんなを見渡しました。
「アルプスのおじいさんにハートが入ったカバンを取り上げられたの・・だから、頭のハートしか使えなかったの」
「キッキちゃんのピンクのハートは?」
「大丈夫よ、もうすぐ戻ってくるよ。あの子たちが無事だったらね」
雨と風はおさまり、空は薄暗くなってきました。
そして、ピンクのハートもちゃんとキッキちゃんの頭に戻ってきたのです。
「ヤーダ君、ありがとう、みんなをちゃんとお家に送ってくれるかな〜わたしは、アルプスまで行かなきゃ〜」
そうなのです。
キッキちゃんにとってハートが入ったカバンがないととても困るのです。
「ああ、わかったよ。気をつけてね」
「キッキちゃん、ありがとう〜また会えますか〜?」
クーちゃんはキッキちゃんの手をしっかり握りました。
「みなさん、本当にありがとう、ヤナギ君、起こしにきてくれてありがとうね。」
そういうとキッキちゃんは空にあがっていきました。
「キッキちゃ〜ん、またね〜・・・・・・?・・・・?」
ヤナギ君は手を振りながらそらの向こうに・・・・・・?
「あれ・・・ジョーおじさんが・・・・そんなわけないか〜目が変です」
キッキちゃんが飛び立った向こうに、ジョーおじさんがハートの入ったカバンをもって浮かんでいたようにもみえます。


   おわり


新作を作りました。
羊毛フェルトと木工のコラボです。
よかったら「ムクムクのひなたぼっこ」を覗いてみてね。

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2010年08月30日

るりちゃんの兄妹

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甘えたで寂しがりや、そして人間、猫大好きなるりちゃん。

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その中でも一番の仲良しは春ぼん。

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いつもふたりでなにやら話しをしてます。


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だいたい、近づいてくるのは春ぼんからかなぁ〜
るりちゃんの足元でゴロンしたりスリスリしたり。


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るりちゃんも春ぼんとならおもいっきり遊べるようです。
春ぼんもとことんお相手してますよ。
お話もいっぱいしてるようですね。

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そして・・・
その後はじゃれあってます。
春ぼんはるりちゃんの勢いには負けてはいません。
ジャンプしたりタックルしたりしながら遊び続けています。

だから、るりちゃんは少しも寂しくないのです。
春ぼんが疲れたら、バトンタッチでモッチが遊んでくれていました。

るりちゃんをみていると
しあわせなやっちゃなぁ〜って思いますよ。
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2010年08月28日

ボクはモコです

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ボク、モコです。
かあちゃんはモコたんって呼んでいるのですよ〜
どうして「たん」ってわざわざつけるのかなぁ・・・
だってチャトラン兄ちゃんには「チャトー」って呼んでる。
「ラン」をつけると長いから省略だって言ってるのに・・・・

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まぁ〜どちらでもいいんだけどね。
それに・・・かあちゃんはボクの事、見れば見るほど可愛い〜なんていってるんですよ。
でも・・よく観察していると、みんなにも言ってるんです・・それって・・わかんないです。


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ロッシとボクは兄弟なんだけど、ロッシには「いいこだね〜なかなかイケメンで良いとこの子みたいに
綺麗でつやつやの毛並みだね〜」なんて言ってるんですよ。
ロッシが良いところの子ならボクもそうなるよね〜
それも・・わからないんです。

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ねっ、わからないでしょ〜?
あっ、それからボクのこと、マイペースで独立心が強いって言ってました。
それって・・褒め言葉?ですよね。



モコたんは本当に手のかからない子なんです。

それに、いつもロッシを守っているんですよ。
ロッシにとってモコたんがいるだけで安心なんでしょうね〜
困ったことが起きるとモコたんを呼びますよ。
一年生とは思えない貫禄もありますね〜

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2010年08月26日

それぞれの過ごしかた

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風ちゃんは
反省猫スタイルで熟睡です。

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よ〜く見てください。
座布団と顔の間には隙間がありません。
息・・・できてるのか?
これが、風ちゃんのベストな寝方なのです。

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シャーはカゴに入ってご機嫌!
でも、カゴは転びそうなんですが・・ほっておきました。

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モッチは階段の手すりの上に乗り「ばあぁ〜!」ってやってますが。

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こちらでは
チャトーとるりちゃんの陣地取合戦です。


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やはり、チャトー兄ちゃんの勝ちのようですね。

夕食も済んでおなかいっぱいになって
それぞれの過ごし方をしていました。
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2010年08月25日

お知らせ★ムクムクのひなたぼっこ

ムクムクの手作り雑貨のお店、ムクムクのひなたぼっこについてのお知らせです。

2010/8/26(木)の9時〜14時の間、回線のメンテナンスでサイトに繋がらなくなります。
どうぞよろしくお願いします。
本日も新作アップしてます。

取り急ぎ、お知らせでした★

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2010年08月24日

空飛ぶ青い猫 第六話(眠るキッキ編)910

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西のそらはどんよりネズミ色に変化してきました。
ときより強い風がクーちゃんとハナちゃんの不安をいっそう強くするのでした。
小さな命は弱弱しく、鼓動の音さえきこえないようになってきました。
「クーねえちゃん、もう間に合わないよね・・・」
「ハナちゃん、大丈夫だって・・もうすぐなんだからね」
そうはいっても、クーちゃん自身、どうしてよいのかわかりません。
風の音が子猫たちの鼓動の音を消しているのだろうか。
消えてしまいそうな小さな命を抱きしめながらハナちゃんは大声で泣き出したい気持ちを抑えています。
泣いてしまうと本当に消えてしまうように思えるからです。
「ハナちゃん、みて!子猫が・・・・」
「あああぁぁ〜クーねえちゃん・・天国からお迎えがきちゃったよ〜」
どうしたことでしょう。子猫たちはいきなりピンク色に染まりだしたのです。
そのピンクの光は子猫を包み込みました。
暖かな、柔らかい光につつまれた子猫は大きな鼓動を打ち始めました。
ドックン、ドックンと音をたてはじめたのです。
そして子猫たちは目を開けたのでした。
「クーおねえちゃ〜ん、ハナおねちゃ〜ん、ただいま〜!」
空から、ヤーダ君とチイ君が帰ってきたのです。
「もう、大丈夫です。この子たちはキッキちゃんのピンクのハートが助けてくれましたよ。」
「そうなんだ、キッキちゃんのハートが空を飛んだんだよ」
そうは言われてもなんのことだかクーちゃんもハナちゃんも分かりません。
でも、子猫たちは助かったってことは理解できました。
キッキちゃんのエネルギーがハートに送られているのです。
「やはり・・キッキちゃんは眠っていてもキッキちゃんなんだ・・」
「ヤーダ君、なにか言った?」
「ううん、独り言さ」
ヤーダ君は複雑な気持ちです。
普通の猫になって幸せな日々を送ってほしい・・いや、やっぱりキッキちゃんはキッキちゃんとして生きたほうが幸せなんだろうか?
そんな事を考えているヤーダ君の目の前にピンクの光は一段と強くなり、子猫を抱き上げ浮かびだしました。


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ピンクのハート1.jpg





ピンクの光は浮かんで動きだしました。
みんなはその後について行きました。
子猫を包んだままピンクの光は一軒の家の玄関前でとまりました。

「さあ、みんな〜あの茂みに隠れよう」
ヤーダ君はそういって向いの家の茂みにみんなを隠しました。
しかし・・・なにも起こりません。
しばらくして車の音がしました。
お姉さんがくるまから降りてきました。
「まあぁ〜光ってる。まるでかぐや姫だわ、なんてかわいい子たちなの〜」
お姉さんはなにやらいいながら、その家の玄関で出てきた人と話をしています。
「そりゃ〜こんなかわいい子を捨てることなんて出来ませんよ〜ええ、きっと、大丈夫です・・」
お姉さんはにこにこしながら、その家から子猫をだっこして、車に乗り込みました。
そのとたん、大きな音を立て雨がふりだしました。
「わあ〜、お姉さんが連れて帰ってくれた〜!」
チイ君は飛び上がって喜びました。
「ほんとに・・もう少しおくれたら雨の中、子猫は・・危機一髪だったよね」
「キッキちゃんがエネルギーを送ってくれていたのだと思いますよ」
ハナちゃんは今まで我慢していた涙を雨に負けないぐらい出しました。
でも、顔は笑っていました。
「ボクはキッキちゃんのところに戻ります。また、いつか会えると思いますよ」
「ヤーダ君、ボクも行く!」
「あの〜、私たちも連れてくださいよ。」
クーちゃんも、ハナちゃんもキッキちゃんに会いたいと思いました。
「よ〜し、みんなで行くか〜ヤナギ君もまってるからね」


 つづく


その後、子猫は


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かわいく、やんちゃに成長してましたよ。
ひとりは「そらんちゃん」と名づけられ、もうひとりもちゃんと里親がみつかり
今は幸せですよ〜
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2010年08月21日

落ちこぼれのツバメさん

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ツバメさん、二度目の巣作りをしていました。
そして、なんとか間に合ったように、巣立ちはじめました。

三羽の雛が無事に飛び立ってくれた・・

うん?

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たしか・・三羽だったけど?


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向こうの電線では親鳥が呼んでいる。

不安そうなツバメさんは羽をのばしたりしながら飛ぶ練習でもしてるのか?

しかし・・一羽が足りない?


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巣の中に・・・残っていた。


この子、このまま飛び立たない・・・

次の日も

次の日も・・・そしてその次の日も。

兄弟は居ない。

誰もいない。 どうするの?

親鳥は餌をあげに来てるのかしら?(元気そうだから食べてはいるようだ)

このままだと越冬ツバメになる? 間に合うの?

がんばれ! 毎日、巣を見る。

まだ、い・る・・

朝から騒がしく鳴き声が聞こえる。

ツバメがいっぱい線に止まっている。

なんと・・・みんなが迎えに来たのだ!

そして

飛び立った!

思わず拍手!!

落ちこぼれのツバメさん、でも、だれも彼(彼女)を見捨ててはいなかった。嬉しくって、涙がでた。




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かぁちゃ〜ん、ここにスリッパあるよ。
あちこち噛み千切られてるけど・・・探してたやろ〜



ああぁ〜また、るりちゃんだ!

椅子に座って、スリッパを脱いでいたら無くなっていた(涙)
タグ:ツバメ
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2010年08月20日

モッチ兄ちゃんをとらないで!

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今日は最高に暑かったです。
今現在も気温はあまり下がっていませんよ。

さすがに、これだけ暑いと・・・

春ぼん、もう我慢の限界?
誰もそばにこないで〜!


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モッチちゃんも、暑そう!

だれてます。


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暑さの感度の弱いのがいる!

ロッシ・・モッチは暑いっていってるで〜


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いくら好きでも・・暑いから離れたら?


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モコたんまで仲間にはいるの?

あれれ、ロッシはモコたんを拒否。
モッチ兄ちゃんを独り占めにしたいようです。



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迷惑なのか?嬉しいのか?

モッチちゃんはロッシの求愛にこたえている?


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2010年08月19日

あほになりたくない

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昨日の夕方の雲

夏の雲!って感じです。
暑いって雲も悲鳴をあげているようだ。



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なのに・・・
今日も、このふたりは二階の洗面所でベタベタ。
ここは、風が通るわけでもなく、どちらかと言えば、暑いはず。


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顔を覗きこんでみたが・・別に、無理してそうでない。
この時間は二階の温度は上がっているのに。


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幸せそうな顔して
ふたりで寝てます。
???
暑くないの?
世間では連日の猛暑で、倒れる方が出てるっていうのに・・
(クーラーが効いているのではないですよ)

まぁ・・・仲良しって・・わるいことじゃ・・・ないけど・・・


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下におりると
シャーは言ってました。
「ほんま、あほやわ。このくそ暑いのに、考えられん。」
私もそう思いよ。


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いやいや、シャーちゃん、これだけ暑かったら、あほになるよ〜


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そうか〜
すでにあほですか〜

毎日の猛暑、お見舞い申しあげます。
こちらは、昼は世間なみに暑く、倒れそうですが
夜の気温はさがり、比較的に寝苦しいってことはないです。
扇風機を弱にして首降り、タイマーを3時間にして・・・
そのまま朝まで熟睡できてます。
朝はタオルケットをかけてますよ。

そして、私のベッドの周りには、相変わらずニャンズとるりちゃんが乗っかって・・・見るからに暑苦しそうな日々です。
すでに、あほになってしまっている今日このごろ  です。
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2010年08月17日

空飛ぶ青い猫 第六話 (眠るキッキ編)7.8

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ヤーダ君の手につながったチイ君とヤナギ君はその誰もが近づかないという「思案の森」むかっていました。
ヤーダ君はアルプスのおじいさんからキッキちゃんが眠っている事を知らされてはいましたが、今どういう状態なのかは知りません。
アルプスのおじいさんは言いました。
「キッキを普通の猫として生活させたい、もう〜十分働いたからね。それに、どんどん疲れを溜め込んでいるのも心配なのさ、だから、記憶もなくなるようにしてあるからね」
アルプスのおじいさんはそのように言っていたから、このまま、記憶が戻らなく、そして普通の猫をして生活していけたらそれはそれでいいのかも知れません。
今、助けなくてはならない子猫がいるのですが、ヤーダ君は複雑な気持ちです。
でも、そろそろ眠りから覚めなくてはならない時期でもあるのです。
このまま眠り続けるのも、キッキちゃんには良くないことなのです。
だから、ヤーダ君はヤナギ君と一緒に起こしには来たのですが・・
「ヤーダおにいちゃん、ほら、あそこをみて!」
ヤナギ君はピンクのハートを見つけました。
うっそうと茂った木々の中にぽつんと空間があり、そこにピンクのハートがかすかに光っていました。
「早く、早く、降りようよ〜キッキちゃんだ!」
ヤナギ君とチイ君は空がどんどん暗く曇ってくるのをみながらヤーダ君を急かしました。

「キッキちゃん、そろそろ起きようか、ね、キッキちゃん」
ヤーダ君はキッキちゃんの手をしっかり握りました。
反応はありません。
「キッキちゃん、大変なんだよ、子猫がね、早くしないと死んでしまうよ〜。起きて!そしてなんとかしてよ〜!ボク、ボクだよ、ほらあのヤナギですよ」
ヤナギ君はキッキちゃんの身体をゆすりながら言いました。
「ヤナギ君、今さら言うのもなんだけど、もしかしたらキッキちゃんはヤナギ君の事を覚えてないかも知れない、それに・・・もう空を飛べないかも知れない」
「えっ、なぜ?どうして、どうしてそんな事を言うの?」
「あの〜じゃ〜子猫はどうなるんですか?ヤナギ君は大丈夫って言ったよね」
チイ君は不安そうな顔でヤナギ君をみました。


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その時、かすかにピンクのハートは光ました。
ゆるやかな鼓動が聞こえるように柔らかな光を発したような気がします。
そして、どんどん光は強くなってきました。
「キッキちゃん、目が覚めてきたんだね。ヤーダですよ。」
しばらく三人はそんなキッキちゃんの様子を見守っていました。
でも、キッキちゃんは目を覚ましません。
「キッキちゃん、聞こえてるかな?このまま眠り続けていると、もう〜それこそ眠り姫のままだよ、どちらにしても目を覚ましてね」
「キッキちゃん、お願い、ボクのお願いを聞いて!あの子猫を助けて!そうしたらボクもここで眠ったままになってもいいよ・・・
ヤーダお兄ちゃん、そうなったら、ジョーおじさんに言ってね、ボクは子猫を助け、眠り王子になったって」
ヤナギ君はなぜ、こんなに悲しいのかはわかりません。
悲しくって、悲しくって涙が出てくるのです。
キッキちゃんが、あの勇ましく颯爽とした姿でないことにか、それとも、子猫の事を思ってか、そんなことはわかりません、ただ悲しいのです。
ポロポロと涙がこぼれます。
そして、大声で泣き出してしまいました。
そんなヤナギ君をみて、チイ君も泣き出しました。
思案の森の向こうで待っているお姉ちゃんたちと子猫の事を思い、そして初めてみたキッキちゃんがすごく神秘的だったからかも知れません。
ヤーダ君は困ってしまいました。
なんとか、あの子猫を助けてはあげたいのだけれど、ヤーダ君にはキッキちゃんのような力はないのです。
「ハート」を使えるのはキッキちゃんだけなのです。
そして、今キッキちゃんを起こし、記憶が戻ってしまうと・・・もう、普通の猫になり、穏やかな生活は出来ないだろう・・アルプスのおじいさんは・・・
「ヤーダお兄ちゃん、キッキちゃんのピンクのハートがまた光った!こんどはすごく光っているよ」
そうなのです。
ハートはマックスな光を発しだしました。
キッキちゃんは眠ってはいるのですが、手が動きだしました。
その手はキッキちゃんの頭のハートを掴み、そしてそ〜っと頭から放しました。
そして、ハートはゆっくりとキッキちゃんから離れ、上に上にと昇っていくのでした。
「キッキちゃん、そういうことか!わかったよ。ボクにそうしろってことなんだね」
ヤーダ君はそういうと空飛ぶ風船の木をもちました。
「チイ君、さあ〜、行くよ!このハートの後を追いかけるよ。ヤナギ君、キッキちゃんを頼むよ。大丈夫?」
「うん、大丈夫だよ。ボクはキッキちゃんを守っているからね、チイ君、頼んだよ」
ヤーダ君とチイ君はピンクのハートを追いかけて空に舞い上がっていきました。


  つづく
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2010年08月16日

サギソウ

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サギソウとハツユキカズラです。


お盆も終わりましたね。
皆様は楽しまれましたか?

暑い毎日でした。
今年は主人と母の初盆でした。

色々と思い出すことがあり・・・

サギソウは主人が一番好きだった花です。
お盆にはちゃんと咲いてくれました。


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不思議な花ですよね。
本当に白鷺が飛んでいるようです。

暑い中
ほっとさせてくれる花ですよ。

この花は球根がつきますので来年もまた、その次の年も咲いてくれます。

ハツユキカズラと一緒に活けてみました。


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二階の洗面所からツバメが飛んでいるのをみているモッチ。
その横で
なにやら暑苦しいそうなのが・・・


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あれあれ、
チャトーの上に!


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モコたん、そりゃー重いよ。


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いえいえ、別に・・・文句なんかないですが・・

しかし・・暑いでしょ〜に。
タグ: サギソウ
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2010年08月13日

性格のちがい

ぶるーべりー.jpg

鉢植えのブルーベリー。
沢山の実をつけてくれました。
さっそく食べましたよ。
うん、甘い!



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モコたんとロッシが我が家にやってきて
一年が過ぎました。

この間まで、ちびっこだったのに・・・

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ロッシは本当にビビリで捕獲するときには苦労をしました。
用心深く、人を信じてないところがあり、なかなか慣れなくって・・・


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モコたんは度胸があって、今でも偉そうな顔している。
台の上に置いてある物を全部下に落として、堂々と寝ている。


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そして、もう〜何年もここの住人のような顔してるのは春ぼん。
春ぼんも、我が家に来て一年半。

春ぼんは、来たときからこんな感じで偉そうだった。


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そして、みんなと仲良くできるようになったのは
やはり、モッチのお陰だろう〜!
新入りさんに一番に優しく、そして遊んでくれたのだから。
そんなモッチをみて、皆は恐る恐る近づいてきたのだから。


こうして考えると、一概に「猫」って言っても色んな性格があるのですね。



タグ:
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2010年08月09日

大活躍の箱

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捨てきれずに置いてあるダンボール箱

いかに活躍しているか、みてください。

まず、モッチ。

箱が大きくみえます。

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シャー。
窮屈そうですね。
無理して入らなくてもいいのよ。


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箱が小さい!
まるでヤドカリみたい。
でも、入ってみたかったの?


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チャトー。

うん、ぴったり収まってるね。


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春ぼん。

箱を横にしたのね。
そのほうが、入りやすいよね〜
春ぼん、頭いい?


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モコたん。

爆睡です。
ふさふさシッポが出ている。
眠り心地は良いですか〜

なんでもない箱なのに、置いてあると誰かが入っている。
どうしてだろう〜?ダンボールの箱って不思議な魅力があるらしい。
ぼろぼろになるまで、ここに置いておく事にしよ〜っと。

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ごめんね、るりちゃん、あんたは入れないわ〜
大きな箱があったらいいのにね〜
(ロッシと風は入らない・・これもまた不思議だ〜)




  新作

猫草ボックス、小物入れ

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猫草ボックスを作りました。

いつも、思っていたのですが、猫草ポットって
猫が草を食べるとき、草をひっぱって転がったりする。

猫草ボックス1.jpg

ポットを鉢に入れても、鉢からポットが出たり。
猫が草をひっぱるとポットが浮く。
で、ストッパーをつけました。
猫足でピトっと止めてくれます。


猫草ボックス2.jpg

猫草を入れなくても、小物入れとしても使えます。

猫飼いとしての悩みを解決(偉そうにいいすぎ!)

よかったら「ムクムクのひなたぼっこ」を覗いてくださいね♪


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2010年08月08日

空飛ぶ青い猫 第六話 (眠るキッキ編)5 6

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もうすぐ夜があけます。
この小さな赤ちゃんをどうすればよいか分かりません。
とぼとぼ歩くのですが、良い案は浮かんではきません。

朝焼けの空の向こうからなにかが飛んでやってきました。
どんどん、近づいてきます。

風船につかまったふたりの猫です。
「な、なに?空から猫が・・」
呆然と見上げるクーちゃんに向かって、その猫は話かけてきました。
「こんばんは、(思案の森)に行きたいのですが・・知りませんか」
「誰、いきなり・・だれなの、君は。まず、名前を名乗るものよ」
そこは、長女のクーちゃんです。
そんな得体の知れないものに対しては毅然とした態度をとるのです。
「ああ、ごめんなさい、ボクはヤーダっていいます、そしてヤナギ君です。
ボクたちは(思案の森)を探しているのですが・・・知りませんか?・・で、
どうしたのですか?すっごく困った顔してるよね」
「私は長女のクー、そして、次女のハナ、それに、そのヤナギ君かな・・ヤナギ君にそっくりなのが
末っ子のチイですよ・・ヤーダさん、ヤナギ君、今はその思案の森どころではないの」
ヤーダ君とヤナギ君が覗きこむと、小さな赤ちゃんは小さな声で泣いていました。
「どんどん、声が小さくなって・・・」
「なんとかしないと・・タイムリミットが・・・」
ヤナギ君はその小さな赤ちゃんを不安そうにみつめました。
「ボクにはどうしたら良いかはわからない・・でも、助けることは
できる・・・キッキちゃんなら・・助けてくれる」
そうは言っても、キッキちゃんを探し出す事が出来ていないヤナギ君は
大丈夫とは言えないのです。
兄弟のようにそっくりなチイ君とヤナギちゃんはお互いの顔を見つめ合い
ました。
「ヤナギ君、そのキッキちゃんならって・・誰なの」
「キッキちゃんなら、きっと、なんとかしてくれるの・・でも、思案の森で眠ったままなの」
「クーねえちゃん、知ってる?思案の森って」
「たぶん、だれも入ってはいけないって言われてる森だと思うよ」
「精が宿っているから、普通の者は近づかない・・らしいい」
「よし、ヤナギ君、ボクと行こう!その思案の森のキッキちゃんのところに」
「えっ、ほんと!チイ兄君も行ってくれるの」
「早く、時間がないんだ」
「チイ、急ぐのよ、この後、嵐が来そうだからね。それまで、なんとか私
たちが抱っこして、このちびちゃんを温めているからね。いそいで!」
チイ君はヤーダ君、ヤナギ君を「思案の森」に案内することにしました。
ヤーダ君の手に二人はぶらさがり朝焼けの空に舞い上がっていきました。



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さんにんの姿は空の向こうに消えてしまいました。
残された、クーちゃんとハナちゃんはこの赤ちゃん猫が少しでも元気になって
くれるように祈るしかありません。
「なんにも食べてないのかしら」
ハナちゃんは不安で、涙がこぼれだしました。
「ハナ、そんな、あなたが泣いちゃ〜ダメでしょ〜、泣きたいのはこの子たちですよ」
小さな命は生きようと必死です。
うっすらと目を開けて、クーちゃんとハナちゃんをみました。
「大丈夫だからね」
クーちゃんは言いながら優しく赤ちゃんの背中をなぜてあげました。
そんなことしか出来ないのです。
このあかちゃんにミルクを与えることはできません。
せめて、人間なら出来るかもしれません。
でも、誰も、この赤ちゃんに気が付かなかったら、きっとすぐに死んでしまうかも
しれないのです。
柔らかな体はミルクがなければ硬くなってしまうのです。
「ね〜クーねえちゃん、今から連れて帰ろうか〜?」
「たぶん、無理だわ・・ここから家までは相当あるし、ダッコして私たちが歩いても
この子の命が持ってはくれないと思う」
「じゃ、どこかの家を探して、家の前に置いておくってのは・・誰かが赤ちゃんを見つけて
ミルクをやってくれるかも」
「あのね、みてごらん、西の空を、しばらくしたら嵐がきそうよ、そんな中、置いておくの?
見つけてくれるかどうか分からないのに」
「そうよね・・そんな賭けはできないよね」
「あのヤーダ君、ヤナギ君を信じましょよ。それまでしっかり赤ちゃんをまもるのよ」
「うん、わかった。クーねえちゃん、私きっと守りきるからね」
「ふふっ、えらいよ!ハナ、嵐が来る前に雨や風に当たらないところに行こうね」
ふたりは小さな命をダッコして歩きだしました。



  つづく
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2010年08月06日

チャトラン(チャトー)

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ぼく、チャトランです。
ちょっと、考え事してたの。
どうして・・ぼくの事チャトーって呼ぶのかなぁ〜
ぼくの本当の名前はチャトランだったはずなのに。


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みなしゃん、どうしてだか知ってます・・・?

あのね、かあちゃんは、名前が長いって・・
ようするに、ランまで呼ばないで、半分だけで・・手抜きなんですよ。
いつもね、チャトーって・・
でも、本当はチャトランなんですよ。
ず〜っと前までは、ブログでも「チャトラン」って書いてくれていたのにね・・今は「チャトー」なんです。
手抜きなんですよ。
でも、チャトーも気にいってるから返事しますけどね。

なんや、気に入ってるのやんか、文句は言わんと居てね

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チャトラン3.jpg

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こんな、チャトーはみんなの人気ものなのですよ。
性格は穏やか、そして、いじめられっこ?です。
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posted by ムクムク at 22:21| Comment(5) | TrackBack(0) | ねこ☆いぬ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月05日

空飛ぶ青い猫 第六話 (眠るキッキ編) 3 4 

    3

いってきます.jpg



ヤナギ君は決心しました。
ボクが助けに行かなければ・・
ジョーおじさんから色々な情報を聞き出しました。
眠くてしかたのないジョーおじさんからの情報を聞き出すのに
苦労しました。
わかった事は
たぶん、南のほうに居る。九州かもしれない?
そして、眠っている・・
誰かが行って起こさないとダメなのかも知れない・・・
そんなことしか分かりません。

ヤナギ君はどうしたら助けられるのか、考えてみました。
良い案は浮かびません。
でも、ここでじっとしている事はできません。

その晩、そっと家から出て行く決心をしたのです。
ジョーおじさんに相談しました。
どうして家からでればよいのか・・・
「なんだ、そんなことか〜じゃ〜しょうがないから教えて
あげようか〜。庭に面した窓を開けてあげるよ」
そうなんです。ジョーおじさんにしか窓の鍵を開けることは
できないのです。
「こんなの朝飯前さ」
「え〜っ、ジョーおじさん・・朝ご飯はまだなの?
もう〜夜だよ。かぁちゃんに言ってご飯を作ってもらおうよ」
「??ご飯は食べた!だからご飯はいい!」
「だって・・・朝飯前だって・・」
ジョーおじさんは窓の鍵を上手に空けてくれました。
「みんなには内緒だよ、でないと・・みんな開けてくれって
うるさいからな」
ヤナギ君はジョーおじさんにお願いしました。
「きっと帰ってくるからね、だからうまく誤魔化しておいてね」
「ああ、まかしておけ、キッキちゃんの事たのんだよ」
ヤナギ君は夜の街に飛び出していきました。



  4


キッキであい.jpg

「クーおねえちゃん、ほら、なにか・・かなしそうな声が」
「しぃ〜!」
どこからか、悲しそうな泣き声がします。
チイ君とクーちゃん、そしてハナちゃんには聞こえます。
さんにんは声のする方に向かって歩きだしました。
「ほら、あそこ!」
路の脇で小さな生き物が泣いています。
「これって・・猫?」
「たぶん、生まれたばかり・・・?」
「ハナちゃん、どう思う?
「モグラかもしれんよ」
「モグラなわけないでしょ〜、ミ〜ミ〜って泣いてるし・・」
「でも、小さい!」
「チイちゃん、あんた男でしょ〜ちょっと走って、この子
たちのお母さんがいないか探してきて」
「ああ、わかった」
さんにんは、大騒動です。
生まれてまだ間もない小さな赤ちゃんが泣いていたのです。
「このままでは、死んでしまうよ〜」
「クーちゃん、おっぱい出ない?」
「なにいってるの、あなたこそ、出ないの?」
「とにかく抱っこしてあげて・・・ハナちゃん、しっかり抱っこ
っするのよ」
そこにチイ君が帰ってきました。
青い顔で、言葉もなく座りこんでしまいました。
「チイちゃん、どうしたの?お母さんはいたの?」
クーちゃんはたたみかけてるように尋ねました。
「・・・・・・」
「もう〜だらしないねーハナちゃん、見てきて!
私が赤ちゃんを抱っこしとくから」
「・・・行くなら僕が案内するよ」
「案内?どこに・・」
「だからさ〜、お母さんが居る場所に」
「お母さん、居たのね!良かったじゃない」
「居たよ・・向こう路で・・・息してなかった」
クーちゃんとハナちゃんは顔を見合わせました。
しばらく、誰も、言葉が出ません。
「よ〜し、わかった。行くよ〜」
「どこに」
「決まってるじゃない、お母さんをちゃんと埋めてあげないと」
「そうか〜、こんな時はやっぱりクーねえちゃんだね」
さんにんは赤ちゃんを連れて歩きだしました。





  つづく
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2010年08月04日

あづい〜

    朝


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朝から
カッ〜!とした太陽が
  

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まだ、少し余裕・・・


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本当にどうして・・こんなに暑いのだろう・・


  昼


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風ちゃん
いきだおれ


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助けを呼ぶ?



あづい2.jpg

春ぼんも
助けを呼ぶ?


  夕方

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ロッシとモコたんは朝は日が差し込むまでと
夕方、日がかげるころには
いつも、ここで涼をとる。


そして  夜



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あづい5.jpg


やっぱり、暑い!

モッチも助けを呼んだほうがいい?


やりきれない暑さに

エアコンが欲しい・・・

私も助けを呼んで欲しい!

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posted by ムクムク at 12:07| Comment(7) | TrackBack(0) | ねこ☆いぬ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月02日

空飛ぶ青い猫 第六話 眠るキッキ編 1・2

       1

夢のなか.jpg



キッキちゃんは眠っています。
ず〜っと眠っているんです。
時々、目をさますのですが、なにも覚えていないのです。
キッキちゃんの記憶はどこかにいってしまってます。

たくさんのエネルギーを使い、アルプスのおじいさんから
の約束以上のことをしてしまったからなんでしょうか。
それとも、アルプスのおじいさんはキッキちゃんを少し
だけゆっくりと休ませてあげようと思っているのでしょうか。

キッキちゃんは時々夢をみます。
小さかった頃の夢です。
まだ、「空を飛ぶ風船の木」の使い方も知らない頃の夢です。
夢の中ではお母さんやお父さんがいるのです。
青い猫として生まれてきて、青い猫族の跡取りとして
育てられたキッキちゃんの幼い頃の夢です。
今はアルプスのおじいさんとキッキちゃんだけしか「青い猫族」
は居なくなってしまいました。
でも、キッキちゃんには多くの仲間がいます。
一緒に戦ってくれたヤーダ君やカタツムリのタケさん。
そして、一緒にいろんなことを解決した仲間。

キッキちゃん。仲間が待ってるよ〜目を覚まして。



      2

眠り姫1.jpg




ジョーおじさんは、さっきから一人でぶつぶつ言ってます。
なにか考え事でもあるのか・・・
しかし、残念なことにジョーおじさんが一生懸命に考えごとを
していても・・・黄昏ているようにしかみえません。
「う〜〜ん、心配・・だ・・・う〜〜〜ん」
よ〜く聞いてみると心配しているようなのです。
「いやいや・・・心配だ・・・しかし・・・眠いし・・・
うう〜〜ん、どうしたものかな・・」
そんなジョーおじさんをからかいにヤナギ君がやってきました。
「どうしたの〜?眠たけりゃ〜寝れば!」
「いやいや、寝てもおられんのじゃ、・・心配なんだ・・」
「じゃ、ボクに言えば、聞いてあげるよ」
「おおっそうだ。ヤナギはしっとったよな、ほれ、キッキちゃんを」
「わぁっキッキねえちゃん?ボクしってる!で、どうしたの?」
「そのキッキちゃんだが・・寝たままなのさ、そう、寝たままで・・
そう、寝たまま・・心配なんだ」
「何回も言わなくてもわかるよ。寝たままなんでしょ〜?どうして?」
「だから心配なのじゃ、キッキちゃんのことが」
「でも、どうして・・ジョーおじさんは知ってるの?そんなことを」
「ばかもん!ジョーだぜ。わかるか〜?こんなけ長く猫をやっていると
そんなこともわかるようになるんだよ。長生きするって大変なんだぜ・・」
「うん、なぜ、大変で、キッキちゃんの事がわかるのか・・知らないけど
とにかく、そうなんだよね」
ジョーおじさんはヤナギ君に話しながら、うっつらうっつらとしてきました。
いいえ、ねているのでは有りません。
眠ったふりしながら考えているのです。

ヤナギ君はある決心をすることにしました。


   つづく





こんな写真を送っていただきました♪


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この間、ムクムクのひなたぼっこから「携帯たて」をお買い上げ
いただいた H・Y様よりです。
「仕事場でこんな風に使ってますよ〜」って嬉しいメールをいただきました。
ステキですよね〜!
こんな風にステキにご使用いただけて本当に嬉しいです。
自分の作った物を楽しくつかっていただけて・・めちゃ、幸せな気分♪

H・Y様、ありがとうございました〜

posted by ムクムク at 13:18| Comment(8) | TrackBack(0) | 空飛ぶ青い猫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする