2009年06月07日

空飛ぶ青い猫  一話  (5)

さようなら1.jpg

キッキちゃんはお姉さんが子猫を抱っこして公園から遠ざかっていくのを木の上で見送りました。
そして、子猫の心に話しかけました。
「きっと幸せになれるからね、だから早く病気を治してね。あなたにはお母さんとピンクのハートがついてるのだからね」
「うん、もう泣かないでしゅ、あたちは幸せになるです」
「ええ、その調子!いい子にしてみんなに愛されるようにね。ああ、それとね、もうピンクのハートがなくっても大丈夫だと思った時はお空に返してね」
「うん、そうする・・キッキちゃん、ありがとうです」
「じゃ、さようならね・・」

それからしばらくしてピンクのハートはキッキちゃんのところに帰っていきましたよ。

その後この子猫はどうしたかって?
うなぎちゃんと言う名前をつけてもらってかにさん夫婦の子供になりみんなに愛されていますよ。
もしうなぎちゃんがどうしているのか知りたいかたは
おっさんが猫ブログまで遊びにいってみてください。」



 
あとがき

我が家にも耳の聞こえない猫がいました
ポッポ母さんの子供(シャーの兄妹)でした。
ポッポ母さんはこの耳の聞こえないわが子を異常なまでにかまっているので不思議におもっていたのですが・・耳が聞こえていないのを避妊手術の時病院で教えられました。
この子は尻尾が曲がっていたので「シッポちゃん」とよんでいました。
目の色がブルーとグレーのオッドアイってやつでした。
ポッポ母さんから独立して自分で遊びに出かけ出した時にはポツポ母さんは大声で呼び続けるのですがシッポちゃんには聞こえません。
ポッポ母さんはいつもシッポやんの後をついて歩いていました。
母は凄い!って思いました。

私たちがちょっと目をはなしていた隙にシッポちゃんは帰ってこなくなり、名前をよんでも聞こえるはずがなく・・・そのままシッポちゃんは帰って来ませんでした。
辛い日々がありました。私の不注意です。ポッポ母さんに申し訳がなくって・・そんな耳の聞こえない子が外で生きていくのは大変ハンディがあります。
ほんのちょっとした運命で生きていく子と不幸な運命を背負って行く子がいるのです。
うなぎちゃんは本当にラッキーな子ですよね。
シッポちゃんにもピンクのハートが・・って思ってこのお話を描きました。そしてうなぎちゃんに生きていてくれてありがとう!
ラベル: 絵本 イラスト
posted by ムクムク at 23:51| Comment(5) | TrackBack(0) | 空飛ぶ青い猫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする