2009年06月02日

空飛ぶ青い猫  一話(2)

あおねこ1.jpg


公園に降りたキッチちゃんはベンチのかげで泣いている子猫を
抱き上げました。
顔は涙でグシュグシュです。
少し熱もありそうです。
「どうしたの?」
キッチちゃんが声をかけても返事はありません。
ただ泣いているばかりの子猫でした。
「そうか・・この子は耳が聞こえないのか」
キッチちゃんにはすぐに分かりました。
耳が聞こえないからお母さん猫とはぐれてしまった事が。
キッキちゃんは心の声で話しかけました。
「大丈夫よ、だから泣かないでね」
子猫は泣きながら
「母ちゃんがわたちをおいてったの・・うううえ〜ん」
「あのね、お母さんはあなたをおいて行ったのじゃないのよ、一生懸命あなたを呼んでいたのよ」
子猫はさらに大きな声で泣きだしました。
「うそよ〜母ちゃんはいなくなっちゃったのよ〜わたちを置いて」
「ええ、わかったわよ、そうよね・・でもねお母さんは今頃あなたを探していると思うわ」
子猫は泣き疲れたのか、それとも体力がなくなってきたのか体の力が少し弱くなってきています。
キッキちゃんは危険を感じました。
このまでは子猫の力がどんどん少なくなってきてしまうでしょう。
キッキちゃんはカバンからピンクのハートを出しました。
「このピンクのハートは幸せになれるハートなの、あなたにあげる」
耳が聞こえない猫(外で暮らす猫)はほとんどが母猫とはぐれ危険が多く無事に成長する子はいないといってもいいぐらいなのです。
キッキちゃんはなんとか子猫を助けなくてはならないと思いました。
力は少なくなっているので急がなくてはならないのでしょね。
「このピンクのハートがいい方法を考えてくれるわ」
キッチちゃん、急がないと!

       つづく







   暑い一日でした


暑い一日.jpg

もう真夏の日差しです
モッチはその中でなにかを見つけたみたい

暑い一日1.jpg

どこどこに入った?
モッチにとって暑い日差しなんて関係ないみたい


暑い一日2.jpg

関係あるのがここにいた。
春ちゃんです。
暑いときは日陰でしょう!って顔してました。
ラベル:イラスト 絵本
posted by ムクムク at 23:33| Comment(2) | TrackBack(0) | 空飛ぶ青い猫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする